インド北部、ヒマラヤ山麓のウッタラーカンド州テーリ県。標高2,000メートルを超える段々畑の村で、女性たちが旅行者を森へ案内している。どの木に鳥が来るか、どの泉が涸れ、どこで水がまた湧き始めたか。そうした知識は、長いあいだ「家の手伝い」の一部として、お金にならないまま受け継がれてきた。 案内役の女性の多くは、自分が耕す畑の名義を持っていない。土地の書類に名前があるのは、出稼ぎで村を離れた夫であることが多い。それでも女性たちは、自分たちの知識を仕事に変える道を見つけた。この記事は、その道のりと、まだ変わって ...