イエメン南西部のタイズ県。県都タイズから約70km離れたラゲム(ラージム)村と周りの集落に、約7,600人が暮らしています。村々とラゲムの市場を結ぶ道は舗装されておらず、大型の四輪駆動車でなければ通れません。ミニバスの運転手は乗り入れを断り、四駆を雇えばバス運賃の3倍以上かかります。そのため多くの人が、市場まで6kmの道を歩いて往復しています。 住民のアブドゥッラー・アル=アザーズィーさん(31歳)は、いつもの倍の運賃を払うと言っても断られ、来てくれるのは自分たちの苦労を知る村出身の運転手だけだと話したと ...