タイ南部のコ・リボン島。チプサ・サンサワンさんが見つめる遠浅の海は、いまはただ白い砂が広がるばかりです。「かつては、サッカー場のように一面が緑だった」。子どもの頃、その緑の海草の上を、たくさんのジュゴンがのんびりと草を食みながら泳いでいました。魚やカニや貝も豊かに暮らす、いのちのゆりかご。その光景が、わずか数年で消えてしまったのです。 Michelle MariaによるPixabayからの画像 緑の海が、砂になった コ・リボンは、かつて東南アジア最大級のジュゴンの生息地でした。2023年には約194頭が暮 ...