長崎県五島市、久賀島と奈留島のあいだに「奈留瀬戸」と呼ばれる海域があります。潮の通り道で、流れは速いところで秒速3メートルを超えます。潮流発電には秒速1メートル以上の流速が必要とされますから、日本でも指折りの適地です。国はここを海洋再生可能エネルギーの実証フィールドに選定しました。 その水深40メートルの海底に、全長23メートル、重さ960トンの発電機が据えられています。名前を「なるミライ」といいます。付けたのは、島の子どもたちです。 2026年10月、この機械はいったん引き揚げられ、ふたたび同じ海底に戻 ...