私たちが毎日ながめている画面は、たいてい「奪う」ように作られている。スクロールが止まらないショート動画、つい反応してしまう炎上、気づけば一時間が消えている。技術そのものが悪いのではない。ただ、いまの多くの仕組みは、人の注意を引きつけ、対立を煽り、少しでも長く画面に留まらせるよう最適化されている。その流れの果てに、人は考える余力を奪われ、「私たち」という感覚さえ薄れていく。けれど、同じ技術を、まったく逆向きに——人と人を「つなぐ」ために設計し直した人々がいる。台湾の物語である。 https://pixaba ...