ヨルダンの首都アンマン。ある中流家庭の地下室に、手作りの蓄電システムがある。再生したテスラの電池モジュールを20個つないで、屋根の太陽光パネルにつなげたものだ。家じゅうの電気をほぼこれで賄い、停電のときも明かりが消えない。 組み上げたのは、この家の主人である。通信業界で働く中年の男性で、技術者の資格は持っていない。 「自分で設置しました。技術者としての正式な訓練は受けていないんですけどね。本当に趣味なんです」。積み上がったモジュールとインバーターを指しながら、その人は言う。「電気代は、以前のごくわずかな額 ...