2024年、ブラジルではデング熱の感染が疑われる症例が約660万件に達しました。1990年に統計を取り始めて以来、最悪の年でした。 その2年後の2026年、この国では性質のまったく違う二つの新しい技術が、同じ病気に対して同時に動き出しています。ひとつは人の側を変える技術。もうひとつは蚊の側を変える技術です。 1回で済むワクチン 2025年11月26日、ブラジルの規制当局ANVISA(国家衛生監視庁)が、ブタンタン研究所の開発したデング熱ワクチン「Butantan-DV」を12〜59歳向けに承認しました。1 ...