インドネシア・ボルネオ島の奥地、東カリマンタン州にメリンタン湖という大きな湖があります。その湖の上に、高床式の家々がならぶ192世帯の村があります。ムアラエンゲラム村。ボートで2時間かけてしか辿りつけない、文字どおり「最後の一マイル」の集落です。1990年代まで、夜の村に灯りはなく、子どもたちはロウソクの光で字を覚えました。その村がいま、自分たちの手で太陽電池を運営し、24時間電気のある暮らしを実現しています。世界の片隅で進む、静かなエネルギー革命の物語です。 ロウソクの夜から、ディーゼルの音へ 1990 ...