停戦状態からまた戦闘が再開されました。非戦闘員まで含めた攻撃は容認されるものではありません。長い歴史のなか、お互いに不信感を抱き続け、信用できない状況です。むしろ、不信感をあおる行為をする者が、信用を築く機会をことごとく破壊しているのではないかと想像していまします。この地域を不安定にしておくことにメリットを感じている者がいるということなのでしょうか?
長期に渡るようになると、ガザ地区からパレスチナ人はいなくなるでしょう。エジプトに流れ込んでいく。イスラエルはパレスチナ人を排除したことによって、イスラエルに平穏が訪れるのでしょうか?
ちらばったパレスチナ人はむしろ、別の形でイスラエルを攻撃をするようになるでしょう。
むしろ、その形になったときにはイスラエルにとってもっと大きな脅威になることが懸念されます。
また、イスラエルの今回の無慈悲な行為は、世界の人々に知り渡ることになりました。(ハマスも同様ですけど)
そのような国と信頼関係を作るといっても、信用するでしょうか?
様々な産業分野でイスラエルもしくは支援している団体は影響力を持っています。でも独占している訳ではありません。
選択肢の一つです。他の選択肢もそれなりに不都合な関係性もありますでしょうが、どちらがマシかという状況になれば、選択されない可能性が大きくなってきています。
だとして、イスラエルが脅迫まがいのことをすれば、ますます付き合いたくなくなるでしょう。
力まかせにや脅迫することでビジネスを成立させることは今後難しくなってくると思います。
一時的な勝利があったとしても、負の連鎖は止まりません。
https://www.bbc.com/news/world-middle-east-67587999
善か悪かの選択はありません。それによって悪を排除しようとしても、また悪は生まれます。
そのように誘導して人々を混乱の中に入れようとしている仕組みにどっぷりつからないようにしましょう。
善悪の境目ははっきりしているものではないです。単なる利害関係の意味付けだけです。
それを生死の境目や貧困に落とし込み、コントロールしやすいように誘導されているだけです。
宗教も利用されています。
切り捨てる、排除することを前提に勧めれば、必ず衝突は起こります。
お互いに寛容となることです。
多様性を認めることです。
多様性の中で、ひとつだけしなければならないこは、互いに他者の財産を奪おうと思わないことです。
お互いに必要なものを譲りあう。お互いの存在を認めあう。
ローマ帝国は本来多様性を認めていました。宗教的にも多神教の世界で大きくなったのです。
影響範囲が地中海地域からヨーロッパ全体にひろがり、大きな帝国になりました。
ただその影響範囲の維持は大変で、そこに新興の宗教、キリスト教が入ってきて利用としようとしました。
さらに拡大ができたのは間違いないでしょう。けど、ローマ帝国の崩壊、分断が始まりました。
また、帝国自体がキリスト教に統一されました。
キリスト教が悪いとはいいません。組織というものは、組織を維持するために別の論理が生まれてしまいます。
イエスの想いが時代とともに変容したり、解釈がずれたりしていきます。その果てに分派され同じキリスト教といえど、世界にはいろいろの会派が存在することになっています。
キリスト教を内在させることによって分断の道にすすんだだけです。一瞬はよかったかもしれませんが、崩壊は時間の問題だったのかもしれません。
多様性の寛容が相互に、また世界全体に必要だと思います。
(ただ、現在のダイバーシティの進め方は単に利権獲得や治安の不安定を招くだけに見えます。一部の正当性を主張することで利権を獲得しようとしている団体が多いことか。。)
まずは、平和を祈りましょう。一筋縄では解決できないものかもしれませんが、希望を捨ててはいけません。祈りの力を信じましょう。
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パレスチナが平和でありますように
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